一挙両得!?台湾アンケート調査「Survey cake」について

台湾マーケティング

こんにちは、台北パスポートの大野です。今回は台湾で商品を販売したい、でも果たして売れるのかどうかわからない、代理店に見積り依頼してみたけどテストマーケティングするにはコストがかかり過ぎるといった場合についてお話をさせて頂けたらと思います。

基本的に弊社も台湾にて「蝦皮購物(SHOPEE)」「嘖嘖(ZECZEC)」のプラットフォームにて日本のお客様からのご依頼で、商品出品、プロジェクトの提案申請をさせて頂いております。やってみてわかりましたが、根本的に商品が台湾市場にマッチしない場合もございます。

ここ数年、日本でのECサイトの販売商品としてはキャンプ用品はまだ比較的多いと思います。データに基づいた話ではないですが、中国輸入代行サービスの方の「イーウーパスポート」の義烏事業所に在籍してた際に受けた印象で、すでに仕入れをされているお客様もいましたし、キャンプ用品の仕入れをしたい、というお問い合わせも受けておりました。

日本では「ソロキャンプ」と呼ばれるキャンプ形式もある程、需要があると考えてもいいのですが、台湾のキャンプはどちらかというと、家族や友人たちと大人数で楽しむグランピングに近いものが主流です。最終的にキャンプ用品に務めたことのある台湾人の知り合いに聞きましたが、台湾で一人でキャンプに行くというのは聞いたことが無いそうです。

「ZECZEC」に限らず、「FlyingV」などでの台湾のクラウドファンディングではプロジェクト公開前に「預熱」を推奨しております。何かと言いますと「プレローンチ(Pre-launch)と呼ばれるマーケティング手法ですが、私としては分かりやすく「事前広告」と呼んでたりします。このプレローンチの段階で広告及びLINEなどに集客をして、商品出品及びプロジェクト公開を通知していきます。

そして「survey cake」という台湾のアンケート調査のプラットフォームを利用して、一つのアンケート内で市場調査と「事前広告」を同時に行っていることが分かります。質問項目には「どの価格なら購入したいか」「使用頻度」「性別」「年齢」といったアンケートとは別に、「当商品のどの機能が好きか(複数選択可)」という質問で商品アピールをしているのが分かります。

商品に関するテキスト、動画、GIF画像の挿入からみて、LP(ランディングページ)の役割とみなしていいかと思います。加えてGoogleアナリティクス、Facebookピクセルのタグ付けができますので、アンケートページの流入をチェックすることもできます。

最終的にはお得な割引情報(早期割引など)の通知のため、Email情報または電話番号の入力、またLINE登録のお願いする流れとなります。

「広告効果」「集客効果」を併せ持って利用されているアンケートプラットフォームの「survey cake」ですが、台湾市場進出の場合はまずは第1の目的、アンケートとして結果を見ていきましょう。一般的に回答サンプルは最低でも50件(±20の誤差)ですが、正直100~150件ぐらいは欲しいところです。

ただしアンケートページ自体は結局のところMETA広告を打たなければなりません。また回答者には抽選で~名様まで商品をプレゼントというアンケート協力の動機づけも設定する必要があります。

というような感じで台湾進出の足がかりとしてアンケートをご検討頂いてもよろしいかと思っております。

詳細についてはぜひ資料請求、またはオンラインにて無料面談もしておりますので、どうぞ「お問い合わせ」頂けたらと思います!