【No.5】台湾SHOPEE「蝦皮購物」で実際に消費者となって商品を購入みよう

台湾SHOPEE

こんにちは、台北パスポート大野です。本日11/11は【雙11(ダブルイレブン)】、日本で一昔前は「独身の日」として知られていた中華圏のECサイトでは最大級のセール期間となります。台湾も例にもれず【蝦皮購物】を始め【momo】、【PChome】といった人気モールにおいても【雙11】の特別価格にてセールを行っております。

今回は台湾現地SHOPEEの【蝦皮購物】にて、消費者ユーザー側として商品の購入をしていきたいと思います。日本のアマゾンや楽天と対して変わりませんが、日本セラーの商品がどのように表示されているか見ていきましょう!

【雙11】のアプリトップページはセールで賑やか!!

セール期間というだけあってトップページのファーストビューが凄い豪華です。「80TWD引きクーポン」、「送料無料が無制限」「400ショッピーコイン(ポイント)の還元」など、これは序の口に過ぎません。これに加えて各セラーは【雙11】において普段の商品の値引き、割引した設定価格で販売をします。

ちなみに以前までよくあったのですが、通常期間の商品価格を相場より高く設定して、【雙11】で相場価格まで値引きする。知らない人から見れば値引き額が大きいのでお得のようですが、実際は相場価格で購入してしまう、というやり方が横行していたそうなのですは確か商品登録時にその修正を行おうとしてもできないようになったそうです

「日本 お菓子」と検索してみた

「日本 お菓子」と検索しますと検索結果のファーストビューはこんな感じに出てきます。赤い◯をつけているところの「Ad」はAmazonと同じ用に検索連動型の広告です。以前のブログ【No.1】台湾SHOPEEの出品方法についてやYoutubeの【必見】台湾EC「SHOPEE」のマーケティング戦略!にてSHOPEE広告について説明をしていますので、よかったこちらもご参考下さい。

一番上の表示は「商品ページ」の広告ではなくて「セラーページ」の広告となります。検索結果が必ずしもユーザーの望んだ商品出ない場合に、セラーページを回ってくれる可能性も高くなり、気に入ってもらえればフォローもしてもらえるのでセラーページ自体の広告も時には必要だと思います・


海外セラーは赤◯で囲っている部分のように表記され、当然発送も台湾ではなく海外発送です。

現在台湾のSHOPEE向けに「中国大陸」「日本」「韓国」が出品できるようになってます。ちなみに「SHOPEE CHINA」「SHOPEE KOREA」の商品は台湾のコンビニ受け取りができるようになってます。今年台湾に進出したメルカリも「7-11」受取ができるようになってます。

SHOPEEが中国大陸と韓国に拠点を構えたのが2016年、日本は2020年にSHOPEE JAPANが設立されてますので、「SHOPEE JAPAN」で出品した商品がコンビニ受け取りできるようになるのも恐らく時間の問題かと思います。

そうなれば弊社では「蝦皮購物」からの出品代行サービスだけでなく、商品によっては「SHOPEE JAPAN」からの出品を推奨している商品もありますので、選択肢が増えます。SHOPEE JAPANの運用代行においてはまもなくサービスを展開致しますので、ご興味ありましたらぜひご相談下さい。

またコンビニ受け取りの重要性は【No.2】SHOPEEの配送方法、流れについてをご参考下さい。

検索結果を「海外」発送の商品だけに絞る

検索結果さらに絞るため詳細検索やフィルターで、「商品カテゴリー」「ブランド」や「配送方法」そして発送地点が「台湾」か「海外」を選択して絞ることができます。先程の検索ワードを「お菓子」だけにして、「海外」を選択すると以下の画像のように「日本」「韓国」「中国大陸」から出品された商品だけが表示されるようになります。




2000TWDのところ7割引きで600TWDで購入ができるようです。ちなみにこちらの商品ページに有るように「3折」が70%引きの意味となります。日本ですと定価に対して何%の割引かという表示ですが、「~折」というのは定価に対して、「~%」の販売価格ですよ、という認識で問題ないです。

★例えば元の価格が1000円の場合

9折では900円(100円の割引)
8折では800円(200円の割引)
7折では700円(300円の割引)
9.7折では970円(30円の割引)

なのでこの商品は定価2000TWDのところ定価の「3折=30%」の値段の600TWDで販売してます、ということになります。

今のところ台湾消費者が選べる日本セラー商品の配送方法は2つ

上述でもしかしたらSHOPEE JAPANからの出品の商品もコンビニ受け取りができるようになる、と書いたのですが、つまり現在はコンビニ受け取りはまだできない状況です。

現在方法としては日本のSHOPEEジャパンの指定倉庫へ発送しSHOPEEが台湾のSHOPEE直営店「蝦皮店到店」へ発送してくれる方法(SLS)。これがいわば今のコンビニ受け取りの代わりとなっているものですが、店舗数が今のところ少ないのが欠点となります。

もう一つは注文があったらDoor to Doorで自宅へ宅配をする方法。「EMS」「DHL」「クロネコヤマト」「佐川急便」などがあります。セラーが何を利用するかわからないですが、消費者の画面では【蝦皮日本-宅配(其他)】⇒【SHOPEE JAPAN-宅配(その他)】を選択するということになります。

では早速こちらのセラーで【蝦皮日本-蝦皮店到店】が送料無料ですので、ちょっと購入してみたいと思います!


更に20%引きクーポンも利用できた

もともと2000TWDの商品が最終的には送料も無料で、480TWDとなりました。めちゃくちゃ安いです!!

問題発生

今このブログを書いているのが【雙11】11/11当日なのですが、最寄りのショッピー直営店(蝦皮店到店)がいずれも受取不可能になってしまいました。おそらくは短時間に注文が膨れ上がったため、近場の店舗は全て集荷容量を超えたため注文ができない状態になったのかもしれないです。となれば自宅への宅配に配送方法を変えるか、他の集荷ができる店舗を探します。

ちなみに会社近くの一番最寄りの店舗は会社から350メートル先にあります。7-11やファミマに関しては150メートル圏内にそれぞれ2店舗あります。7-11とファミマの店舗数はめちゃくちゃ多いです。


この画像より上から順に「着払い」「街口支付(日本でいうところのPaypayのようなサードパーティ)」「クレジット」です。「着払い」が「蝦皮店到店」のみ対応可能となって今年の8月頃からなので割と最近できた決済方法です。

海外からの商品は購入する側からすると着払いのほうが安心したりしますので、購入障壁が下がり、セラーにとっても嬉しいアップデートだと思います。

あとは日本から発送され指定したショッピー直営店に到着するのを待つのみです!では今回は台湾SHOPEEの消費者側の購入の操作流れをご紹介致しました!また次回のブログも是非ご参考頂けたらと思います!

台湾ECサイト運用代行については詳しくはこちらのページをご覧ください。ご相談や費用については以下よりお問い合わせお願い致します。